フィリピンも残すところあと2日となってしまいました。
早いなー、そしてマニラに来てから台風に見舞われまだ街の散策とゲーセンでバスケしかできていません。
(フィリピンのゲーセンのすすめのブログはこちら→セブ島のモールのススメ!!ゲームとビデオケで楽しもう!! )
よく世界にでると価値観が変わるといいますが、先月のタイでも自分の感情や考えが変わる出来事があったり、今回フィリピンにきて色んな人にであって、普通にツアーとかで来てたら行かないような場所にたくさん行って、やっぱり考えさせられる事がたくさんありました。
よく治安が悪いと聞くフィリピン。行く前にフィリピン人ってどんな性格なんだろうと思い調べた事がありました。
フィリピン人の性格
フィリピン人の性格を簡単にお伝えします。
・明るく優しい人が多い
元々スペインに領地を支配されていた時代があったため、フィリピン人もラテン系の明るさがあり、優しい人が多いようです。
・時間にはルーズ
これはフィリピンに限らず日本以外の国は大体そうだと思いますが、フィリピンタイムと呼ばれるようなフィリピンの人特有の時間のルーズさがあるようです。日本で言う沖縄タイムみたいなものでしょうか。
・計画性がない
今を楽しむフィリピン人。計画性を持って生活するのが苦手なようです。お給料も入るとすぐ使ってしまう人が多く、国の法律で、月2回に分けて給料日があるそうです。
・プライドが高い
プライドが高いと言われるフィリピン人。人の前で怒るという行為はタブーのようです。それが原因で殺人事件にまで発展するケースもあるみたいです…旅行でいくくらいでは怒ることもないので大丈夫かとは思いますが。
・家族第一主義
国民の約9割がキリスト教のフィリピン。キリスト教の教えを受けて生活しているフィリピン人は週末は教会に行ったり、クリスマスは家族で暮らしたりとアジアでは珍しく、家族を1番に大切にする国です。またカトリック生徒が多いようで、結婚しても離婚はできないそうです。
あとは女性が嫉妬深いとか、デートに誘うのは男性の役割とかもあるみたいです。
実際のフィリピン人は?
実際にフィリピンにきて思ったのは、やっぱりみんな明るい。顔の造りの話とか、私が気付いてないだけかもしれないけど、日本人みたいに能面みたいな顔で歩いてる人とかジプニー乗ってる人はあんまり見かけません。先日朝からお互い機嫌が悪くて、ムスッとした気持ちで街を歩いてて、多分顔にも出てたと思うんですけど、そんな顔してる自分が嫌になるくらいでした。でも確かに周りの人が笑ってたら自分も怒るの忘れてわらっちゃいますよね。
そして歌が大好き!フィリピンのほとんどの人がそこら中で歌ったり口ずさんでいます。セブの街でたくさんそういう人に会ったのでセブだけかなと思ってたのですが、マニラに来ても変わらずでした。トイレで待ってるときにめっちゃ歌ったり、コンビニの店員さんが歌いながらレジしてたり、ジプニー(乗り合いバス)の狭い空間でも平気で口ずさんだり。でも上手いから嫌な気しないんで不思議です(笑)
そして1番思ったフィリピンの特徴があります。
カメラを向けるとみんな笑顔でポーズ
今回公演にカット行ったときに出会った子供達はもちろん、動画撮るのにカメラを街で出してるときや、仕事中の人も、カメラを向けるとみんな笑顔!!
(セブシティでチャリ漕いでたおじさんと子供)
「おい!!カメラ撮ってるよ!」とおじさんが子供達に伝えるとこっちを見てみんな笑顔に。おじさんが1番笑顔!!
(夜のコロンストリート)
屋台を撮ってるとポーズをとってきた子供。
(セブの床屋で仕事中のおじさん)
床屋の動画を撮ってたら気付いたおじさんがカット中にも関わらずこっちを見て笑顔をキメてくれました。松本人志にしか見えなかった…笑
そして、
出会った子供達。
カメラを持ってると、「撮って!撮って!」と。撮ってプレビュー画面を見せてあげるととても嬉しそうな顔をします。
(俺達も撮ってくれよ!とお兄さん達も)
それは大人も一緒でした。
国民の約4割が貧困層にあるというフィリピン。カメラやスマホはみんなが持っている物ではないのかなと思います。だから盗難があって、売られて、生活している人がいて。
その時フと家にあるアルバムを思い出しました。母親が作ってくれた、産まれた時から小学生まで成長の過程の記録。
中学や高校になるとプリクラや使い捨てカメラ、専門学校に行くとデジカメを買って…小さい頃からの写真がたくさんあるって当たり前の事が幸せなことなんだなぁとすごく感じました。
みんないい笑顔。
笑って生活できる方が幸せはたくさん来るのかもしれないな。
フィリピン人の人達をみていてそんな風に感じました。
フィリピンに来て良かったな。