今日は珍しく美容師っぽい内容を。
カラーの種類で❝ハイライト❞とか❝グラデーション❞とか聞いたことはあるかと思いますが、
❝オンブレ❞ ❝バレイヤージュ❞って言葉聞いたことありますか?
ここ最近日本で外国人風カラーみたいな言葉が流行っていますが、
海外で本当に流行っているカラーはどんなものなのでしょうか?
今日は用語の解説とどんな技術かをご説明します。
バレイヤージュとはテクニックの呼び名
まず最初に、バレイヤージュの説明から。
バレイヤージュとはフランス語で❝ほうきで掃く❞という意味があります。
ほうきでカラー材を掃くように…ブラシをほうきに見立てて表現していく❝テクニック❞の呼び名です。
ブラシを立てて髪に塗布することで、ラインが出にくく
またスタート地点をランダムにすることで立体感が生まれます。
バレイヤージュの技術を使いカラーするとこんな感じ。
バレイヤージュハイライトやバレイヤージュカラーなどという言葉は、バレイヤージュのテクニックでハイライトを入れたり、カラー材を塗る方法になります。
では次オンブレいってみましょう。
オンブレとはどんなカラー?
❝オンブレ❞という言葉で聞くと想像しにくいかもしれませんが、
よく見る海外の女優さんや歌手の人がしているカラーです。
バレイヤージュのテクニックを使って、根本は暗めの色(黒や暗めの茶色など)で残し、毛先に向かって色が明るくなるように染めるスタイルをオンブレカラーといいます。
簡単に言うとグラデーションカラーですね。
毛先から根本で濃淡のグラデーションをつけることで、動きや立体感をだしたり、ダイナミックさを表現することができます。
外国人に人気のカラーですが、根本の地毛が伸びてきても目立ちにくいので地毛が黒髪の日本人にもオススメですね。
例えばボブスタイルでも…
マイリ―サイラスはボブスタイルでオンブレカラーをしていましたよね。
そして私の大好きな…
SEX AND THE CITYの主演・サラジェシカパーカーもオンブレカラーが定番になっています。
ちなみに私は一人SATCツアーin NYしちゃうくらい作品のファンですwバイブル的な作品です
キャリーの家の前は撮影スポットになっていて多くのファンが記念撮影しています。
NYでは他にもミランダが結婚式をあげた公園や、キャリーとビックの家などいろんなロケ地巡りをしました…
ちょっと話がそれましたが、学生時代からキャリーに憧れ、さらにはカラー材のアレルギーで頭皮にカラーをべた塗りできない私はオンブレ(グラデーション)で過ごしてきていました。
ブリーチで元々のベースを一度作ると、退色してからは色を載せることでカラーを楽しめます。
実際の写真で見ていきましょう。
繰り返し楽しめるオンブレカラー
二か月ほど前にトロントのサロンでオンブレをしてもらいましたが、ドライヤーを持たない旅に3週間ほどでかけてしまってかなり退色。
先日私の尊敬する師匠が日本に帰ってきていたときにカラーをお願いしてきました!!
前回はブリーチをでバレイヤージュをしてもらってカラーオン。
毛先の方は2回ほどブリーチしているのでかなり色が抜けきっています。
でもこれくらい抜けている方がきれいに色が入るんです。(退色は早いけど)
大好きな先輩と3時間ほどしゃべりまくってたら
あっという間にきれいなオンブレカラーの出来上がりです。
さすが師匠♡
ブリーチをつかってオンブレをした場合は、 色が退色していくときの変化や、 その後また違った色をのせたり という楽しみかたもあります。
どこまでグラデーションを入れるのか またはハイライトのような筋を入れるのか などでも仕上がりの印象は変わります。
ブリーチはちょっと…とか、そこまで派手にしたくない…
という方は普通のカラー材でオンブレすることもできます。
オンブレは必ずしもブリーチが必要と言うわけではありません。
最近はナチュラルにカラー材のみでオンブレカラーを作ることを❝ソンブレ❞(ソフトオンブレの略)ってゆうみたいですね。
ぜひ一度オンブレカラー楽しんでみてください!ロングヘア―のワントーンに飽きた方にもおすすめです★