パリジェンヌラッシュリフトをサロンに導入するか迷っている方多いのではないでしょうか?
おそらく、従来のパーマと何が違うのかが判明しないとなかなか行動に移せないですよね。
マツエクの次にまつげ業界に圧倒的なブームを呼び起こしている
パリジェンヌラッシュリフト。
今回は、技術者の方が知りたい情報と共に、従来のまつげパーマとパリジェンヌラッシュリフトの違いについてご説明していきます。
パリジェンヌラッシュリフトとは??
まず初めにパリジェンヌラッシュリフトって何?
というところからご説明していきます。
パリジェンヌラッシュリフトとはまつげパーマの一種になります。
今までのパーマがまつげにカールをかけるものだとしたら、
パリジェンヌラッシュリフトはまつげを根元から立ち上げるもの。
というとわかりやすいかな?と思います。
パリジェンヌラッシュリフトの最大のゴールは『自まつ毛を最大限に長く見せること』とされています。
目元の素材美を活かし、自然かつ魅力的な目元を作り出すために登場したまつげパーマの一つになります。
とはいっても、今ブームとなっているラッシュリフトはパリジェンヌラッシュリフトのみというわけではありません。
パリジェンヌラッシュリフトとその他ラッシュリフトの違いは?
2018年から流行りだしている次世代まつげパーマことパリジェンヌラッシュリフトですが、インスタなどで検索していると、
【ケラチンラッシュリフト】や【バービーラッシュリフト】などパリジェンヌラッシュリフト以外にも色々な名前の施術が投稿されています。
基本的にはこれらすべてまつげパーマの一種です。
各メーカーが名前を変えて打ち出しているものになり、全体を『ラシュリフトとまとめて呼ぶことができます。
ラッシュリフトとはまつげを立ち上げる技術。
ということになります。
ケラチンラッシュリフトはもともとアメリカ発祥とされており、
バービーラッシュリフトは韓国が発祥とされている
などそれぞれのラッシュリフトに特徴と個性があります。
メーカーによっては、講習を受けた際にインスタに載せる画像などに使えるロゴをいただけるので、その後の投稿も雰囲気を出すことが出来ます。
もちろんパリジェンヌラッシュリフトもロゴの画像をいただけます。
こんな感じ↓↓
従来のまつげパーマとの違い
では従来のまつげパーマとの違いは一体何なのでしょうか??
今回はパリジェンヌラッシュリフトにおいての違いをご説明していきます。
- 薬剤が化粧品登録されている
- 施術工程が従来のまつげパーマよりも多い
- ロッドの形状が違う
- ダメージが少ない
といった点になります。
薬剤が化粧品登録されている
まず薬剤について。
従来のまつ毛パーマは髪の毛のパーマ液と同じ、チオやシスが含まれている物でしたが、パリジェンヌラッシュリフトで使用する薬剤は化粧品登録されており、主成分はスステアミンとなっています。
この薬剤ですが、もしお客様の施術でトラブルなどがあり、きちんと化粧品登録されている薬剤を使用していた場合、営業指導または営業停止処分になる恐れもあるようです。
独自で導入を考えている方は薬剤選びに気をつけてくださいね。
施術工程が従来のまつげパーマよりも多い
従来のまつげパーマの工程は、
クレンジング→ロッド固定・巻き上げ→1液塗布・放置→2液塗布・放置→ロッドオフ
といった流れがスタンダードかと思います。
一方パリジェンヌラッシュリフトの施術の流れを大まかにお伝えすると、
クレンジング→ロッド固定・巻き上げ→1液塗布・放置→1液再塗布・放置
→巻き直し→2液塗布・放置→2液再塗布・放置→ロッドオフ
といった流れになります。
従来のまつげパーマに比べると、薬剤を拭き取ったり際塗布する工程が多くなっています。
〝まつげパーマ〟であることに変わりはないので、何か特別なことをするわけではありません。
より丁寧に、細かい作業は増えるメニューになります。
ロッドの形状が違う
何も特殊なことをしないのになぜ従来のまつげパーマと仕上がりが違うのか?
という謎の答えがこれです。
想像できるかもしれませんが、従来のまつげパーマと仕上がりが違うということは、
形を記憶させる状態が違う=ロッドの形が今までのものとは違うということなんです。
ロッドは従来のまつげパーマの形状より平たいものになります。
ダメージが少ない
新しく発売される商品はやはりいろいろと改良がされていたり、毛髪へのダメージを考慮されているので、パリジェンヌラッシュリフトの薬剤にもトリートメント成分が配合されており、まつげへダメージしにくい成分になっているそうです。
また、薬剤の刺激を軽減するためにハーブが使用されていたりと、技術者も安心して使える薬剤になっているようです。
以上がパリジェンヌラッシュリフトと従来のまつげパーマの違いになります。
導入サロンが増えているのは、やはりパリジェンヌラッシュリフトをかけるお客様の需要が増えているからですよね。
マツエク派だった方も、より自然なラッシュリフトに以降される流れも出来てきています。
また、マツエクを懸念されている年代の方も、まつげパーマのメニューが増えるとターゲットが広くなります。
いろんな可能性を秘めた次世代まつげパーマ・パリジェンヌラッシュリフト
まずは自分で施術を受けてみるものいいかもしれませんね。