その日は夕方から広島焼きを食べに行く約束があったのですが我慢し切れずに厳島神社そばの八昌というお店に飛び込んでしまいました。
広島風お好み焼きで人気店の八昌
チェーン店らしいけど有名店。全然知りませんでした!
旦那は知ってたみたいでここを選んだみたいです。
そこまでお腹が空いていなかったので1枚を半分こすることに。
席はカウンターに通され、前には鉄板が広がっています。
デラックスとか1800円もする高級感漂う広島焼き。
あ、ついいつも広島焼きと呼んでしまうのですが、広島風お好み焼きというのが正式名称で広島の方はお好み焼きって呼ぶんですね〜。
どうしても関西人としてはお好み焼き=関西のお好み焼き、広島風お好み焼き=広島焼きorモダン焼きという印象です。
そう思うと広島風お好み焼きをお店で作るのを見るのは初めてかもしれないな〜と思いガン見してしまいました。
広島焼の焼き方を観察
まずは記事を薄く鉄板の上に広げる様子。
そしてそこにザルからの大量のキャベツをモリモリと。
まずここで大きな違いが!!
関西ではお好み焼きのタネは生地とキャベツ、山芋、生姜、卵など様々な具は混ぜてからの混ぜ焼きですが、広島風お好み焼きは重ねて焼いていく重ね焼きのようです。
そして上にもやし、塩コショウ、鰹節が乗せられていきます。
関西ではお好み焼きにはもやしは入れることはあまり多くないと思います。
そして豚肉が!!
実は私の実家ではお肉は先に別焼きします。そこで育つとそれが当たり前だと思ってたので、初めて旦那とケンカしたのはお好み焼きの肉を先に焼くか後で乗せるかと言う事でした。昔はそんなかわいいことでケンカしてたんだなぁと懐かしくなりました(笑)
ちなみに
(http://www.tv-osaka.co.jp/wafu/recipe/090817okonomi.htmlより抜粋)
実は別焼き少数派だった…
めっちゃ自信満々に言ってしまってたんだなと反省しながらも目の前では広島風お好み焼きが着々と進み続けています。
そして第一回目のひっくり返しが。
どうやら初めの生地は結構分離していてフタみたいになってます。
そして奥ではそばの用意が。
八昌ではそばかうどんを選べます。
そしてそばの上に生地を載せる前に広島風お好み焼きの技術者はこの手前のキャベツ達をヘラでめっちゃ押し付けてました…!!
ちなみに関西ではお好み焼きはふわふわに仕上げるために押し付けることは基本的にしません(泣)
モリモリだった野菜たちも火が通ると段々通常サイズに…
そして広島風お好み焼きならではの鉄板に卵を割ってそこで崩し、
最後のひっくり返しが行われます。
ひっくり返した回数計2回。これは関西風といい勝負ですね。
そしてピッタリのサイズに広島風お好み焼きが投入され、ソースと青のりがかけられます。
完成!!
マヨネーズはセルフが広島風
お気づきでしょうか、マヨネーズ、鰹節はかかっていません。
艶のある甘口のソースと葉につく青のりのみです!!
八昌ではマヨネーズは追加料金を払ってもらう、ソースはテーブルに置いてあるという感じでした。
私達が頼んだのは豚・玉子のそば入りの広島風お好み焼き。
お値段は880円でした。
普通の女性だとボリュームがしっかりあるなと感じるサイズです。
八昌は不定休。営業時間は10時半~20時半(LO20時)
お昼から広島風お好み焼きをビールとハイボールをしばきながら食し、原爆ドーム、資料館へと向かいました。
小学生の頃秋の遠足で来た広島。 その頃見た資料館、今は全く違う気持ちで数時間様々な資料を見つめました。
夕方になり、暑かった昼間とは違い風が気持ちよく、ベンチで寝そうになりながら約束の次回を待ちます。
そして前まで東京に住んでいて広島に転勤になったお客さんと合流し、次は広島市内の広島風お好み焼き店へ。
訪れたのは若貴というお店。 店内はカープ1色。 ユニフォームの貸出みたいなものもおいてありました。
そしてここでも広島風お好み焼きを。
お昼より豪華にいか、エビ、豚の入ったデラックス玉、
カープ玉と呼ばれるこちらの広島風お好み焼きは赤いピリ辛の麺に6種類くらいのトッピングが乗ったお店のオリジナルメニュー。
サイドメニューのカキの佃煮
カキ好きにはサイコーの土地、広島。
しかしながら滞在1日で広島焼きばっか食べてたので生ガキにはありつけませんでした(泣)
若貴の場所はこちら!定休日はなしで、10時半~23時が営業時間になります。
広島風と関西風では焼き方が違う、具も生地も違う、マヨネーズがないなどと同じお好み焼きでも全然違ったモノでした。関西風より手の離すことが出来ない広島風。野菜の食感が関西風より残ってて美味しかった…。
もうすでに広島風お好み焼きが恋しいです…。