滞在5日、6日目はアユタヤに行きました 行きはバンコクから列車で1時間半ほど。
帰りはバンに乗って1時間ほど。
バンコクの北側約80キロにあるアユタヤは、世界遺産に登録されています。かつて繁栄していたアユタヤ王朝の都。たくさんの遺跡が残っています。
(有名なワット・マハタートにて) アユタヤに来て遺跡の様々な仏像を見ていると… 「奈良の大仏とポーズが違う」 という事に気が付きました。
普段大仏を見る機会も少ないですが、幼稚園の遠足から何度となく見てきた大仏。 東大寺の大仏とは違うんです。 気になったので調べてみることにしました。
印を表す大仏の手
大仏の手つきは「印」と呼ばれているそうです。
印で最も基本となるのはと釈迦の5印と言われています。仏像が言葉の代わりに語りかける為に印を使っているとされています。それぞれの印に意味があります。
(奈良 東大寺の大仏)
右手を挙げて掌を前に向けた印相は【施無畏印・せむいん】と言われるもので、相手の恐れを取り除く。
「恐れなくてもいいよ」という意味があります。
左手を下げて掌を前に向けた印相は、【与願印・よがんいん】と言って、願いを叶えてくれると言う意味があります。
奈良の大仏って、ドーンッと構えててこえーなってずっと思ってたんですが、優しい大仏だったんですね…。 分かりやすい印の解説を見つけました
ボケーッと見てると気にもしなかった大仏の手。初めて意味を知りました。知識得てからみると楽しくなりますね。
寝ているのにも実は意味があった
ついでにこちらも。
でーん!!!!と寝ている大仏様。
実は大仏が寝てる、座っている、立っているというのでも意味が違うそうです。
立っている仏像は“立像”(りゅうぞう)とよばれ、人々を救おうと積極的になっているそうです。
座っている仏像は“坐像”(ざぞう)と呼ばれ、どうやったら人を救えるのか考えている。
寝転がっえいる仏像は“臥像”(がぞう)と呼ばれ煩悩が消え、全ての苦が無くなった状態で、如来の死を意味しているそうです。
疲れたから休みなさい的な意味なのかなと思ってたけど、安らかな眠りにつくときを表してるとは無知も恥ずかしいところです。
大仏はパンチパーマを当てているわけではない
おまけにもう一つ。大仏の頭を見たときにフと思ったこと
「なぜ仏像の頭はパンチパーマなのか?」
実は仏像の頭のブツブツは仏像の髪の毛で、「らはつ」と呼ばれ、知恵を表すものだそうです。
東大寺の大仏の頭には966個も「らはつ」があり、仏像によって数は様々だそう。
パンチパーマ多くてくるくるしてる方が賢い仏像ということなんですね…!!!
いや〜、29年間不思議に思わなかった事が恥ずかしいですがタイに来て知識が増えました◎
もしかして授業で解説されてるの聞いてなかったのかな…?
こちらも、有名な首無し仏像。頭部に金箔が貼られていた為、かつてビルマ軍(現ミャンマー)の攻撃を受けた際に頭部のみ持ち去られたそうです。
せっかく旅に出るならもうちょっと歴史調べてから観光でるようにしよう。なんて思いました。 アユタヤ遺跡観光2日間はチャリ!!! 腕が日焼けで痛いです… お尻も筋肉痛…
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