【告白】フリーランスになって大変だった事と、それでも女性に勧めたい理由。

アイデザイナーの働き方

今日は私の個人的な想いを。 プロフィール記事を作成していたのですが、フリーランスになって思う事のトピックを書いてると長くなりすぎて、それくらい思うことがあるので1つの記事にしました。 賛否両論あると思いますが是非最後まで読んでみてください。

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私がフリーランスになったきっかけ

まず最初に私がフリーランスになったきっかけを… 私はフリーランスになってもうすぐ2年が経ちます。 が、私は「会社を辞めて独立しよう」とか「フリーランスになろう!」と自分でタイミングを決めたりフリーランスの世界に飛び込んだわけではありませんでした。

特殊な例かもしれませんが、ワーキングホリデーから帰ってきた時には旦那と美容室を出すという状況だったので、突然フリーランスになった感じでした。

その頃は「フリーランスって何?」「個人事業主って何する人?」くらいフリーランスについての知識も情報もありませんでした。 自分の立場がフリーランスと言う事にも気づいていませんでした。 そして美容師として働き始めようと思ったのですが… 東京に住んだこともなければ働いた事もない。

もちろん友達もいなければ前のお店からのお客さんなんて一人もいない状態でした。 初めは仕事が何も無かったので、旦那の仕事を手伝ったり、チラシを配りに行ったり、ポスティングもしました。 ブログも始めてみたけど結果が出たのは半年後。

すぐに集客に繋がるわけもありませんでした。 何より“仕事がない”事が精神的に一番ツラかったです。 結果、収入にも困り技術も忘れたくなかったのでバイトを始めました。週2回マツエクの業務委託サロンに行くことに。

が、そこで初めて前と同じ環境に戻ると感じる事が変わっていました。

『自分でした方が時間は短く、収入も上がる』 という考えに辿り着きすぐに辞めました。

やっとそういう思考になったある日、旦那に突然言われます。

「俺はあなたを養うつもりはない。」と。

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自分にできる事全てを仕事にした

どこか自分の中で崖に立たされた感じがしました。

ぬるい環境にいたんだなと思いました。

だから自分にできる事を全て仕事にしました。

マツエクサロンじゃなきゃとか、個室じゃなきゃ…なんてこだわりは捨て、美容室でマツエクを始めました。 自分の勉強してきた技術と座学を伝えることで講習を始めました。 週一だけど居酒屋も運営しました。

苦手だったブログも続けて、マツエクの予約も入るようになりました。 ゼロだった収入は、徐々にお客さんが増え、マツエクだけでもある程度の収入が稼げるようになりました。 約一年後にカットを勉強したいと思い、カット専門店でパートに行って働いたときはその収入を貯金に回せるようになりました。

一人だったら生活がやっとできる程度の収入ですが、フリーランスでそうなる事を収入が多いと思うか少ないと思うかは個人の感覚だと思います。 少ないと思うならフリーランスでの集客を頑張るか、パートに行く日を1日増やすかバランスの組み換え次第で収入は操作できます。

何ならこれにプラスで夜居酒屋でバイトでもすれば更に収入は増やすことができます。 フリーランスになると

  • 自分で仕事を作らないといけない
  • 収入に波がある
  • スケジュール管理を自分でしなきゃいけない
  • 確定申告とかめんどくさそう

などというマイナスのイメージもあると思います。 そこまでしてフリーランスのメリットって…?と思うかもしれません。 自分で仕事を掴むのは大変です。

でも与えられた仕事をしていた時よりも 「仕事って楽しい」 純粋にそう思えるようになりました。 就業後に日報や会社への報告メールのやり取りがなくなり、出勤してからの対人関係に悩まされることも無く、めんどくさい先輩や仕事しない後輩にイライラする事も無くなり、 今は働くシェアサロンにそれぞれの思いや目標を持った仲間がいます。

収入にはもちろん波があります。 お客さんが集中すれば収入は上がるし、失客したり、自分が働ける状況でなくなれば収入は下がります。

不安な人はダブルワークである一定収入入るようにしておけばいいと思います。 収入が保障されたものでなくなる半面、 自分で休みを決めれるようになります。 どれだけの期間をどのタイミングで休むのかも決めれます。

長期で休むと収入は下がりますが、その前後で頑張れる仕事なら操作する事もできます。 確定申告だって一年目提出すればあとは同じ作業なので特に難しくもなく、今の時代ネットで何でも調べれば出てきます。私だってなんの知識もありませんでしたがネットで調べ、杉並区の説明会に行って全て自分でしました。

色々とマイナスのイメージもありますが、決定的にプラスなのは自由な時間が増えた。ということでした。

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女性にフリーランスを薦めたいワケ

ここからは意見が分かれると思います。 ただ、あくまでこれは結婚した身である私の主観です。 先程も書きましたが、フリーランスになれば圧倒的に時間が増えます。

女性は生涯をみて生活が変わるタイミングが3回来ると言われています。

  1. 結婚
  2. 出産
  3. 介護

この3つです。 私はまだ子供はいないしどちらの親も健康です。

ですがもし自分が昔の働き方のまま、週休2日の仕事を続けていれば… 海外旅行に行けただろうか。 旦那と休みの日に出かけたり、友達と遊んだり、たまには昼から飲みに行ってみちゃったりできただろうか。

それでも自分の時間も作れています。 今の生活で自分の時間はいつ確保しますか? 今の生活で自分の時間はいっぱいある。

満足してる。 という人はそれでいいと思います。

でも明らかに周りの友達は会社への不満を言っているのを良く聞きます。 それはシェアサロンに新しく入ってきたメンバーに出会った時もそうでした。

決して美容師業界の仲間だけに限らず、地元の友達でもそうです。 不安な事はあって、保障がなくても、私はもう前の働き方に戻りたいと思いません。 仕事が終わって家に帰って愚痴ったり、久しぶりに会った友達に、会社の不満を言う生活には戻りたいと思えません。

私は夫婦ともにフリーランスなので、何かあったときの事を考えると心配になるときもあります。 でもそうならない為に、お互いどちらかが仕事出来ない状態になったとしても生きていけるように日々模索しています。 私はまだまだ収入の面では旦那に追いつけていませんがいつか越すのが目標です。

それくらいの気持ちでやっています。いつか子供が出来て生活が変わったとしても収入を得れるようにと…今から何とか形に出来るようにしています。 結婚し家族が増えた分、お互い親の事もよく考えるようになりました。実際私達の親はどちらも介護をしている状態です。 それを見ていると、平日仕事に行き週末は介護に時間を取られ、やっと子供が手を離れても親はどこか自由になれていません。

もし、自分ではなくパートナーがフリーランスになると言って不安に思う人がいたら…。 家族のために必死に働いて、毎日疲れ切ってやりたい事もでない 私だったら家族の為でもそんな働き方をしてほしくないと思います。

自分がフリーランスだからわかるという事はありますが、だからこそ伝えれる事をこうしてブログに書き起こしてみました。 決して正社員で働く事が悪いとかそういう事を言いたいのではありません。 時間もお給料も満足で保障があるならそれが一番です。

でも、不満があるなら、もし今の働き方が原因で、3つのタイミングでキャリアを失ったり、収入を失ったり、自分の為に使いたい時間が確保できなくなってしまうなら… フリーランスになって自分らしく生きる選択も1つの方法だと知ってもらいたいです。

ただ1つ誤解しないでほしいのは…

何の為にフリーランスになりたいのか? と言う事。

“自由” “嫌な事をやらなくてすむ” 楽になりたいから、嫌なことはやりたくないから、それだけの理由でフリーランスになる事を選ぶのは危険だと私は思います。

“自分には何が出来るのか?” “数カ月先の生活が想像できるか?” 自分にはどんな能力があって、どんなスキルがあって、それでどうやって仕事を作れるか。 フリーランスの世界に飛び込みたい人はよく考えてみてください。

悩んだ時期は長かったし、たくさん悔しい思いもしたけど、やっと自分らしく生きれるようになったような気がします。時間の使い方、作り方にも少しずつ慣れてきました。

まだまだ高い目標に向かって毎日やりたい事がたくさんあります。 目標も、ノルマも、頑張り方も、どんなふうに生きていきたいか。 決めるのは全て自分です。

初めの第一歩はいつも、一番大変

女性としてフリーランスになって良かったと思っている事。 フリーランスになる前に考えるべき事。 自分の経験からの思いを綴ってみました。

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